日本生物物理学会若手奨励賞

日本生物物理学会は、2005年度より年会において生物物理学の発展に貢献しうる優秀な一般演題を発表した若手会員に対し、「日本生物物理学会若手奨励賞」を贈っています。これまでの5回の年会で、25名の方がこの若手奨励賞を受賞され、日本生物物理学会ホームページ(https://www.biophys.jp/ann/ann4.html)に紹介されています。本年度もこれまでと同様に、2010年4月1日現在で満35歳以下の大学院生、博士研究員、若手の助教など、多くの方々のご応募をお願いいたします。

1. 受賞対象者
2010年度第48回日本生物物理学会年会で、生物物理学の発展に貢献しうる一般演題を発表する優秀な本学会会員(入会手続き中を含む)であり、以下の5つの条件を満たす者。
(1)2010年4月1日に満35歳以下の者。
(2)演題の筆頭著者である者。
(3)登録された登壇者で、かつ実際に登壇すること。
(4)発表申し込み後に本奨励賞に応募した者。ただし一人一件に限る。
(5)過去に「日本生物物理学会若手奨励賞」を受賞したことがない者。
なお、受賞件数は5件以内と定められています。以前に「若手招待講演者」として講演した方が、同一研究内容で再応募することはご遠慮下さい。


2. 申し込み手続き
「日本生物物理学会若手奨励賞」への応募者は、一般発表の申し込み手続きを終了した後に、演題名、氏名(共同研究者を含む全氏名)、所属、講演要旨、応募者の生年月日、応募者に関する簡単な履歴と発表論文リスト一覧、演題の位置づけと特筆すべき点(1, 000字以内)、対象となる研究分野が下記の分野のいずれかに相当するのかその番号を記載し(ただし、12.その他の場合は、ご自身で研究分野を記載してください)、会長室(bpsjp@biophys.jp)宛にメールして下さい。件名を「若手奨励賞応募」として下さい。

研究分野
1.蛋白質の構造と機能 2.蛋白質の物性 3.核酸 4.細胞生物的課題
5.光生物 6.筋肉 7.分子モーター 8.生体膜・人工膜
9.生命情報科学 10.イメージング・計測 11.脳・神経 12.その他

3. 選考
第一次審査において、提出していただいた書類により、受賞候補演題を選定します。第二次審査は、選定された応募者(10名)の「若手招待講演」による年会1日目午前の口頭発表により行います。第一次、第二次選考にあたる若手奨励賞選考委員会は日本生物物理学会運営委員会において決定されます。

4. 表彰
「日本生物物理学会若手奨励賞」の表彰は年会2日目の懇親会で行います。「若手招待講演者」は年会2日目の懇親会は招待として、懇親会参加費はお返しします。受賞者には賞状と記念品を贈呈いたします。「日本生物物理学会若手奨励賞」「若手招待講演者」の氏名と演題は後日、日本生物物理学会のホームページ上で公開します。日本生物物理学会ホームページ(https://www.biophys.jp/ann/ann4.html)を参照下さい。

5.申し込み期間
2010年5月17日(月)~6月10日(木)です。