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平成13年度宇宙環境利用に関する地上研究公募のご案内

2000年11月13日 会合

平成13年度宇宙環境利用に関する地上研究公募のご案内

 国際宇宙ステーションの宇宙における組立が1998年11月から開始され、本格的な宇宙環境を利用する時代を迎えようとしております。宇宙環境では、微小重力や高真空等地上では得がたい環境の下で、実験を実施することができます。
 我が国は、国際宇宙ステーション計画に独自の実験棟「きぼう」をもって参加しており、今後、このような宇宙環境を利用する機会が飛躍的に増大することになります。
 一方、地上での広範な分野の研究を宇宙環境を利用する実験に結びつけ、更には具体的な宇宙実験の提案・実施に至るまで地上における関連研究の蓄積が必要です。
 本制度は、このように「きぼう」を中心とした宇宙環境を利用する準備段階として、幅広い分野の研究者に研究機会を提供し、宇宙環境利用に関連する地上研究を推進することを目的としています。
■公募制度の概要 大学、国立試験研究機関、民間企業などの研究者の方々を対象に幅広く研究テーマを募集します。
●応募資格 応募者の国籍、所属機関の所在地(国内外)は問いませんが、日本語による応募及び面接に対応できる語学力を必要とします。
● 公募対象研究分野 微小重力科学、微小重力物理学、生物科学、バイオメディカル、宇宙医学、宇宙科学、地球科学、宇宙利用技術開発の8分野
●研究費、研究期間
  ・ フェーズⅠ研究(A) 研究費:3千万円以下/年  研究期間:1~3年
  ・ フェーズⅠ研究(B) 研究費:6百万円以下/年  研究期間:1~3年
  ・ フェーズⅠ研究(B)萌芽的研究 研究費:150万円以下(総額) 研究
期間:1.5年
  ・ フェーズⅡ研究 研究費:1千万円程度~1億円以下/年 研究期間:1~3年
●選定 財団法人日本宇宙フォーラム内に、有識者によって構成される委員会を設置し、応募された研究テーマの選定等を行います。
●研究形態 研究形態としては、委託研究(大学、企業)、共同研究(国立研究所)、招聘研究の形態をとります。
●実験施設、試験施設の提供 研究の必要に応じて調整の上、落下塔、航空機の微小重力模擬実験施設等の利用機会を提供いたします。
● スケジュール
  ・ 応募要領等の発送およびHPへの掲載は1月上旬を予定しております。
  ・ 応募受付締め切り:平成13年2月28日(水)消印有効
  ・ 研究開始:平成13年8月~
● 問い合わせ先 財団法人日本宇宙フォーラム 公募研究推進部 募集担当 
TEL:03-3459-1653 FAX:03-5470-8426
URL:http://www2.jsforum.or.jp/  E-mail:koubo@jsforum.or.jp


Email:koubo(at)jsforum.or.jp
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