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科学技術振興機構CREST事業「タンパク質のナノダイナミクス高速撮影装置の開発」のポスドク研究員の募集

2005年07月28日 公募

科学技術振興機構CREST事業「タンパク質のナノダイナミクス高速撮影装置の開発」のポスドク研究員の募集

金沢大学大学院自然科学研究科(理学部物理学科)生物物理学研究室では,高速原子間力顕微鏡を開発し、それを用いて生体分子機械のナノ動態を捉え機能解明を目指す研究を,科学技術振興機構戦略的創造研究(CREST/JST)「タンパク質のナノダイナミクス高速撮影装置の開発」(代表 安藤敏夫)、科学技術振興機構(JST)先端計測分析技術・機器開発事業「生体分子3次元高分解能動態解析装置の開発」(分担、代表 伊東修一・オリンパス))などの支援を受けて行っています。上記のテーマの研究に意欲的に取り組む博士研究員を募集します。

液中で動くタンパク質分子そのものをナノ解像度で捉えることのできる高速原子間力顕微鏡は世界でも我々の所にしかありません。従って、このプロジェクトで進める研究はまったく新しいものですので、新分野を切り開く強い意欲をもつ若い研究者に期待しております。


研究内容:モータタンパク質、AAAタンパク質、DNA関連タンパク質などの中からご自身が興味を持つ系のナノ機能動態を高速原子間力顕微鏡で捉え、機能解明を目指して頂きます。観察には試料基板も重要であり、それぞれの試料に適した基板表面の改変といった研究も並行して行って頂きます。

公募人員:1名
上記研究内容に興味を持ち意欲的に取り組む博士の学位取得(見込み)者。国籍、出身学部・学科、原子間力顕微鏡についての知識や経験は問いませんが、DNA及びタンパク質の精製、ハンドリングの経験があることが望ましい。

応募方法:履歴書,業績(論文・学会発表)リスト,これまでの研究内容の概略(A4用紙1-2枚),応募者について照会できる研究者1-2名の氏名と連絡先をEメールまたは郵便で送付。Eメールはtando@kenroku.kanazawa-u.ac.jp、郵送の場合は、〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学理学部物理学科 安藤敏夫宛てです。

応募締切:適任者が決まるまで随時受付ます。面接にお出でいただく可能性があります(旅費はこちらから支払います)。

採用時期:平成17年10月1日から。原則年度契約だが最長4年間更新可。



Email:tando(at)kenroku.kanazawa-u.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)

URL:http://www.s.kanazawa-u.ac.jp/phys/biophys/index.htm



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