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平成19年度(第45回)茅コンファレンス

2007年04月19日 会合

テーマ:「最近のスピン科学とスピン技術」

日 時:平成19年8月19日(日)~22日(水) 4日間

場所:長野県長野市松代町西寺尾1372-1(信州松代ロイヤルホテル)

参加登録費: 1万円(同伴者 5千円)

参加登録締切日:7月20日(金)

コンファレンスの趣意:
本コンファレンスは今回で45回目を迎え、定例的なスタイルの会議形式としては最終回を迎えることになった。初回の主題「磁性」以来、磁気を主題としたものは計7回あったが、最後のものは13年前になる。この間に磁性物理学・磁気工業技術は各方面で飛躍的に進展し、特に、磁性の根源である電子のスピンに関する理解は、この十年間に大きく進んだ。
今回の主題は「最近のスピン科学とスピン技術」と題し、磁性の基礎から応用までを幅広く、かつ多面的に討論したい。特に中心的な話題であるスピンエレクトロニクスと強相関電子物性に関する討論、また、磁気応用技術としては、最近の話題となっている高密度垂直磁気記録、メタマテリアルや磁気共鳴診断などの現状について議論したい。そのために、シニアークラスによる専門外の参加者を対象とした総括的解説講演、中核となって活躍している中堅研究者によるトピックス的な講演、若手研究者による講演やポスター発表等を行う予定である。参加者には、講演を通してスピン科学技術の専門的議論を深めると共に、年代や研究分野を超えた幅広い質疑応答・討論もできるよう留意した企画とする。このように若手からシニアーまで、基礎から応用まで、多方面・多分野の研究者が一堂に会し、スピンを巡る磁性物理を討論するチャンスは茅コンファレンスを除いて他にない。
なお、今回は最終回にあたるので、茅コンファレンスの往年の参加者にもお越し頂き、茅コンファレンスの精神・伝統を次世代に引き継がせたいと考える。
初回の茅コンファレンスは長野県の野沢温泉村で開催され、最終回は隣接する長野市で行われる。これを記念し、長野県在住の市民や高校生にも声をかけ、無料で参加できるようにする。

連絡先:
組織責任者 宮島英紀(慶應義塾大学理工学部・教授)
世話人  大谷義近(東京大学)、水島公一(東芝)、本河光博(東北大、科学技術振興機構)






Email:junko(at)issp.u-tokyo.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)

URL:http://yotani.issp.u-tokyo.ac.jp/45kaya/



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