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平成23年度新化学発展協会研究奨励金

2010年10月12日 公募

(社)新化学発展協会では、基礎研究の推進と研究者の育成を通じて新化学の発展を図ることを目的に、
新化学の発展に資する若手研究者の研究に対して、下記に従って研究奨励金を贈呈いたします。
応募される方は、下記の研究課題の中から1つを選び、研究計画を作成し協会事務局まで提出して
下さい。課題の説明、応募要項、応募申請書式は、協会ホームページから入手できます。ご不明の
場合は協会事務局までお問い合わせ下さい。

1.研究課題
 ① 低環境負荷化学プロセス実現のための触媒に関する研究
 ② 有機電子材料の集合体構造と電子特性の関係の計算科学的研究
 ③ エネルギー分野における新しい素材・部材・機能の創出に関する研究
 ④ 環境分野に貢献可能な新しい素材・部材・機能、新技術の創出に関する研究
 ⑤ 賢-マテリアル実現のための基礎的・基盤的研究
 ⑥ IT、オプトエレクトロニクス、ナノテクノロジーなどを用いた次世代情報端末に有用な
   デバイス・材料の創製および製造プロセス技術に関する研究
 ⑦ MEMS技術を用いたナノバイオ分野ならびエネルギー・環境分野における新たな機能を
   有する材料研究または新たな機能を発現するデバイスに関する研究
 ⑧ 生体分子を新規な機能性材料として実用化することを目指した研究
 ⑨ 代謝工学による物質生産プロセスの高度化に関する研究

2.応募資格
 大学またはこれに準ずる研究機関において研究活動に従事する者で、39歳以下(昭和46年
 4月1日以降に出生)の者。「大学」とは、学校教育法に定める大学(大学院、大学に付置
 される研究所その他の研究施設も含む)をいい、「これに準ずる研究機関」とは、大学共同
 利用機関、高等専門学校、公的研究機関(独立行政法人の研究機関や国公立の研究機関)を
 いいます。
 また、「研究に従事する者であって、39歳以下の者」には学部生、大学院生は含みません。

3.件数および金額
 上記各研究課題につき原則として1件とし、1件につき100万円を贈呈します。
 件数は10件を予定しています。なお、使途は限定しません。

4.条件
 研究奨励金の贈呈より1年経過後2年以内に研究経過を報告することなど。
 詳細は応募要項(協会ホームページに掲載)をご覧ください。

5.応募締切
 平成23年1月31日(月)必着のこと。

6.選考・贈呈
 学識経験者による協会の審査委員会で選考し、平成23年6月(予定)に贈呈式を行います。
 (選にもれた方には特に通知しませんので、ご了承ください。)

7.その他
 応募者のご希望によって、企業との共同研究の仲介を行います。
 受賞者には当協会主催の研究会、講演会などの場で発表していただきます。


問い合わせ先・応募申請書掲載先
 社団法人 新化学発展協会 研究奨励金係
 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-12(山萬ビル4F)
 TEL 03-5297-8820
 FAX 03-5297-8821


社団法人 新化学発展協会
 1980年代、分子・原子レベルの精密制御、組立技術など学際業際の壁を越えた力強い技術
 革新の可能性が注目され、化学こそが産学官交流の中で革新の原動力となるべきとの認識の
 もとに、当時の化学産業界が「新化学」のコンセプトを掲げ、新化学の内外へのメッセージ
 の発信、産学官交流、異業種間交流、人材育成などを目的として、昭和61年5月に(社)新
 化学発展協会が設立されました。
 なお、新化学発展協会の研究奨励金制度は1988年(昭和63年)に発足し、今回の募集で23
 回目を迎え、これまでの受賞者総数は167名です。

Email:aspronc(at)aspronc.org
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)

URL:http://www.aspronc.org



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