ニュース

第11回(2011年度)グリーン・サステイナブル ケミストリー賞(GSC賞)経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、環境大臣賞

2011年10月03日 賞・助成

1.対象となる業績のカテゴリー
カテゴリー(A)
 化学製品の全ライフサイクルを通じて投入される資源・エネルギーの総量を低下
 させる、再生不可能な原料を再生可能なものに置き換える、危険性・有害性を低
 減した製品やリスク・副産物発生を極力排除した製造技術を創成する、あるいは
 使用後の最終廃棄物の量を削減することなどによって、製品の製造過程・使用形
 態・使用後の処理過程における人の健康・安全と環境に対する負荷を低減させよ
 うとする化学技術関連分野において独創的な研究開発を行ない、GSCの推進に大
 きく貢献したもの。
カテゴリー(B)
 新規概念・手法の開拓あるいは新規現象の発見または解析・解明であって、上記
 カテゴリー(A)の技術開発の飛躍的展開を促す科学的基盤の分野において独創
 的な研究を行い、GSCの推進に大きく貢献したもの。
カテゴリー(C)
 GSCの技術開発・科学研究の成果の普及、関連する社会制度の実現、あるいは教育・
  啓発等において顕著な活動を行い、GSCの推進に大きく貢献したもの。

 上記カテゴリー(A)に該当する技術・製品の例を以下に示す。
  ① 製品の製造から廃棄までの過程において使われる資源、エネルギーを削減す
   る技術(合成法、代替溶媒、分離、プロセス、バイオ技術、触媒、シミュレ
   ーション技術、等)
  ② 有害性、危険性を低減し、副生物、廃棄物を削減する技術(代替溶媒、合成
   法、プロセス、バイオ技術、触媒、リサイクル、浄化・修復、等)
  ③ 再生可能な資源を利用する技術および製品(バイオマス利用、新エネルギー、等)
  ④ エネルギーの削減および環境負荷の低減に貢献する製品およびシステム

2.応募資格
(1)わが国におけるGSCの推進に貢献のあった個人、法人および任意団体とし、
   複数の個人、法人および任意団体による応募も可とする。但し、1業績に対
   して5(個人・法人・団体)を上限とする。
(2)GSCネットワークを構成する団体の会員であることを要しない。
(3)GSCネットワークが開催したGSCシンポジウムでポスター発表した実績が
   ある業績であること。但し、次回GSCシンポジウム(2012年6月12~13日
   予定)においてポスター発表するものも可とする。
(4)研究や開発活動の終了から概ね5年を経過していない業績であること。但し、
   評価が定まるのに長期を要する業績で、選考時点から5年以内に顕著な評価
   を受けるに至った業績も可とする。
(5)GSCシンポジウムでの受賞者講演、ニュースレターへの寄稿等、受賞に関連
   するGSCネットワークの諸活動に協力する意志を有すること。

3.表彰の件数
 概ね5件以内とする。

4.顕彰方法
(1)賞記および盾をもって表彰する。表彰は、次回GSCシンポジウム(2012年
   6月12~13日予定)にて行う。
(2) 受賞業績をGSCネットワークのホームページやニュースレター等を通して
   広報する。
(3)次回GSCシンポジウム(2012年6月12~13日予定)において受賞者講演を行う。

5.応募要領
 ホームページからダウンロードしてください。

応募締切:
 2012年1月10日(火) 17時 必着

応募書類の提出先:
 (社)新化学技術推進協会GSCネットワーク事務局(下記連絡先メールアドレス)

問い合わせ先:
 TEL:03-6272-6880、FAX:03-5211-5920

Email:gscn1(at)jaci.or.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)

URL:http://www.gscn.net



前のページに戻る