ニュース

日本学術会議公開シンポジウム「脳と睡眠」の開催について

2011年11月11日 会合

主催:日本学術会議脳と意識分科会、神経科学分科会、脳とこころ分科会
共催:東北大学グローバルCOEプログラム「脳神経科学を社会へ還流する教育研究点」、
   日本ワーキングメモリー学会
後援:(財)精神・神経医療研究振興財団

日時:平成23年12月10日(土)13:00〜17:40
場所:日本学術会議講堂
参加無料、事前登録不要

概要:
 本シンポジウムは日本学術会議心理学・教育学委員会脳と意識分科会(委員長 苧阪
 直行)、基礎医学委員会神経科学分科会(委員長 大隅典子)及び臨床医学委員会脳
 とこころ分科会(委員長 樋口輝彦)の3分科会が連携して広く一般に「脳と心」の
 問題を先端的脳研究を通して知っていただくために5年前より年1回開催してきた。
 これまで「脳と高齢社会」、「脳と心の発達」、「社会性脳」など本邦の現状に即し
 た問題を取り上げてきた。今年は、最近一般にも関心を持たれている話題として睡眠
 と脳のかかわりを取り上げることとする。

次第:
 総合司会 樋口輝彦(国立精神・神経医療研究センター)
 開会挨拶 大隅典子(東北大学)

 1部 司会:大隅典子(東北大学)
  櫻井 武(金沢大学大学院医学系研究科)
  「睡眠と覚醒をあやつる機構と脳内物質」
  上田泰己(理化学研究所発生・再生科学総合研究センター)
  「時間の生命科学」

 2部 司会:苧阪直行(京都大学)
  本間さと(北海道大学大学院医学研究科)
  「睡眠リズム発生のメカニズム」
  立花直子(関西電力病院神経内科・睡眠関連疾患センター)
  「夢の発現機構—レム睡眠行動異常症(REM sleep behavior disorder, RBD)の
   臨床経験から考えるー」

 3部 司会:樋口輝彦(国立精神・神経医療研究センター)
  三島和夫(国立精神・神経医療研究センター)
  「現代社会と睡眠問題」
  井上雄一(東京医科大学睡眠学講座、公益財団法人神経研究所附属睡眠学センター)
  「病的眠気のメカニズムと対応」

 閉会挨拶 苧阪直行(京都大学)


※詳細については、本ページ下部のURLを御覧ください。
 

問い合わせ先:
 国立精神・神経医療研究センター理事長(総長)室
 e-mail:ncnp-sec@ncnp.go.jp

 日本学術会議事務局第二部担当 木田
 Tel:03-3403-1091


URL:http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf/135-s-2-1.pdf



前のページに戻る