公開講座
 日時:2012年(平成24年) 9月22日(土) 13:00〜14:00
 場所:名古屋大学 東山キャンパス 豊田講堂ホール(S会場)
     地下鉄名城線「名古屋大学」駅 2番出口 徒歩すぐ
 参加費無料(どなたでも自由に参加できます)。
 主催:日本生物物理学会第50回年会 実行委員会
 共催:名古屋大学理学研究科
「生物物理学最前線」
−生命の不思議を解き明かす−
■公開講座概要
生命の不思議な営みは、生体分子が集まって個性のある働きをすることによって生まれます。そうした生体分子のなかでも、とりわけタンパク質は素晴らしい働きをしており、その仕組みを明らかにすることは、生物物理学の大きな目標のひとつです。この公開講座では、タンパク質の働きを理解するための最前線の研究をわかりやすく紹介します。
タンパク質の働きを理解するための重要なステップは、タンパク質の立体的な形を知ることですが、その新しい方法として、スーパーコンピューターや電子顕微鏡、電子線を用いた方法が注目されています、本公開講座では、この新しい分野で独創的な方法を考案し、世界をリードしてきた2人の研究者が講演をします。タンパク質の形を解き明かす技術の見事さとともに、タンパク質の形からわかる生命現象、生理現象の論理の見事さは、私たちを惹きつける魅力にあふれています。

■プログラム
岡本 祐幸 教授(名古屋大学 大学院理学研究科)
  「スーパーコンピューターでタンパク質の形と働きを探る」
藤吉 好則 教授(名古屋大学 大学院創薬科学研究科)
  「膜タンパク質の形と働きを観る」

公開講座プログラム詳細はこちらのPDFをご覧ください