
日本生物物理学会 2019年年会実行委員会
難波研究室では、長年に渡ってサルモネラ菌が持つべん毛モーターの構造解析を行ってきた。べん毛モーターは細胞膜で自己集合および自己構築し、膜内外の電位差を利用し回転することが知られている。近年のクライオ電顕の発達と構造解析技術の進歩によりべん毛モーターを構成するほとんどのタンパク質の構造解析に成功した。それらクライオ電顕で得られた構造はバラバラに解析されたものだが、今回ムービー上でそれらを一つに合わせて自己集合・自己構築および回転させてみた。 撮影装置名(メーカーとモデル):日本電子 CRYO ARM 200, サーモフィッシャーサイエンティフィック TITAN KRIOS
(2019.10.28)