2014年02月10日 会合
主催:日本顕微鏡学会
協賛:日本生物物理学会 他
日時:2014年6月12日(木)、13日(金)
場所:東京大学本郷キャンパス 理学部1号館 小柴ホール
(東京都文京区本郷7-3-1)
定員:150名(定員に至った時点で締め切ります)
受講料:
日本顕微鏡学会会員及び賛助会員(各団体5名まで):30,000円
協賛学会会員:45,000円、非会員:60,000円、学生:10,000円
申込方法:
本ページ最下部URLよりお申込みください。
なお、申込開始は2014年4月1日(火)の予定です。
申込締切:
2014年5月19日(月)
この日をすぎての申込み、あるいは開催当日の申込みは受け付けません。
概要:
電子顕微鏡は先端材料の研究・開発における有益な物質情報解析の手法として、極
めて高性能・高機能な装置・技術に成長しております。しかしながらその一方で、
電子顕微鏡の性能と機能を十分に活用し、真に有用なデータを収集するには、ある
程度の手法や装置に関する基礎知識と熟練した操作技術が要求されることも事実です。
こうした状況を踏まえ日本顕微鏡学会は、主に材料の研究・開発に従事する研究者
や技術者で、これから電子顕微鏡を利用しようとする人や、始めて間もない初級・
中級者レベルの人を対象に、電子顕微鏡法の基礎的なセミナー「電子顕微鏡大学」
を開講しております。電子顕微鏡による様々な物質・材料の評価法及び分析法を講
義して、好評のうちに今回で第24回目を迎えます。アンケートによる受講者の意見
の迅速な反映、好評の「Q&A集」の送付など、受講者と講師陣が一体となった「平
易で役立つセミナー」となるよう情熱を傾けております。物質・材料の研究・開発
における次代を担う諸兄の受講をお誘いいたします。
プログラム(予定):
<第1日目> 6月12日(木) 9:45~17:20
1.電子顕微鏡のハードウエア -基本構造のやさしい解説- 及川哲夫(日本電子)
2.電子回折法 -その原理と得られる構造情報- 津田健治(東北大学)
3.明視野・暗視野像観察 -転位などの同定- 坂公恭 (名古屋大学)
4.原子構造の解析
1)高分解能電顕法の基礎 今野豊彦(東北大学)
2)高分解能電顕法の実際 市野瀬英喜
<第2日目> 6月13日(金) 9:30~17:40
5.走査型透過電子顕微鏡(STEM)による結像 阿部英司(東京大学)
6. エネルギー分散型X線分光法(EDS) -元素分析の原理と実際-
堀田善治(九州大学)
7.電子エネルギー損失分光法(EELS) -計測と解析に役立つ基礎知識-
木本浩司(NIMS)
8.試料作製法 -最適な方法と新手法- 谷山明(新日鐵住金)
9.走査電子顕微鏡の基本と応用 -多様な機能をどう使うか- 佐藤馨(JFEスチール)
10.走査プローブ顕微鏡 -ピコスケールで物質の表面を観る、計る、加工する-
長谷川修司(東京大学)
問合先:
◆申込に関するお問合せ
社団法人 日本顕微鏡学会 電子顕微鏡大学ヘルプデスク
FAX:03-5227-8632
email:jsm-denken(at)bunken.co.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。
(Please use at sign instead of (at).)
◆講習の内容等に関するお問合せ
東京大学内 第24回電子顕微鏡大学実行委員会 事務局
FAX:03-5841-4555
email:kogure(at)eps.s.u-tokyo.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。
(Please use at sign instead of (at).)
URL: http://www.microscopy.or.jp/denken/index.html