2019年07月12日 会合
主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
日時:2019年11月26日(火)10:30~16:20
場所:千里ライフサイエンスセンタービル 5F 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行 千里中央駅 北口すぐ)
演題および演者(*:コーディネーター):
「視覚を司る網膜の機能メカニズムと変性の予防に向けた試み」
古川 貴久 大阪大学蛋白質研究所 分子発生学研究室 教授 (*)
「内耳蝸牛におけるナノ振動の受容・応答機構」
日比野 浩 新潟大学医学部 分子生理学分野 教授
「未知の味・カロリーシグナル伝達経路の探索と食調節」
二ノ宮 裕三 九州大学 五感応用デバイス研究開発センター
感覚生理・医療応用センシング部門 特任教授
「掻痒皮膚炎における感覚神経のイメージングと一細胞トランスクリプトーム解析」
岡田 峰陽 理化学研究所 生命医科学研究センター
組織動態研究チーム チームリーダー
「痛覚情報伝達とその修飾機構」
津田 誠 九州大学大学院薬学研究院 ライフイノベーション分野 教授 (*)
「先天的恐怖刺激が誘導する生命保護作用」
小早川 高 関西医科大学 附属生命医学研究所神経機能部門 学長特命准教授
「バーチャルリアリティと感覚のサイエンス」
鳴海 拓志 東京大学大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 講師
趣旨:
外界や生体内部の必要な情報を効率よく集めるために進化してきたのが感覚器であり、人は視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚のいわゆる五感とともに、痛覚、痒覚、平衡感覚、内臓感覚や温度感覚などの感覚を有する。それらの感覚を使うことで、敵、食料、異性などの存在を認識できるだけでなく、他者とのコミュニケーションを図ることができ、感覚機能は生存のみならず社会生活を送るためにも重要である。また、老化や病気による感覚機能の低下は認知症や車の運転能力の低下などにつながる大きなリスクファクターであり、超高齢化社会の我が国において、感覚器の機能維持は喫緊の社会的課題である。今まで各感覚器研究は個別に行われることが多かったが、今回、我が国で活発に感覚器研究を行っている研究者が会し、各感覚器研究の最新知見を講演し、感覚刺激の受容・伝達・処理・認知のメカニズムや感覚器研究の社会実装に向けた今後の可能性や課題について討議する。
参加費:無料
定員:200名 (定員になり次第締切り)
申込方法:氏名・勤務先・所属・役職名・〒・所在地・電話 を明記の上、
E-mailでお申し込みください。(FAX申込み可)
事務局より「参加証」をお送りいたします。
申込先:セミナーN4事務局
FAX:06-6873-2002 (TEL:06-6873-2001)
Email: dsp-2019(at)senri-life.or.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
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