第61回 生物物理若手の会 夏の学校
2021年06月29日 会合
主催:生物物理若手の会
後援:日本生物物理学会
日時:2021年9月7日(火)~ 9月10日(金)
場所:全面オンライン開催
参加登録締切:2021年7月23日(金)
参加費:500円
定員:先着300名
【夏の学校(夏学)とは】
生物物理 若手の会 夏学は生物物理学を専攻している、 あるいは興味を持っている全国の大学生・大学院生・若手研究者(PD・助教・企業研究者など)を対象とした毎年夏に開かれている研究会です。
【今年の夏学の特徴】
第61回夏学では『生物物理学の多様性を学ぶこと』を重視することにしました。
生物物理学は生体分子から個体にまで及ぶ非常に幅広い分野をカバーしている学術領域です。
また、近年では大学・研究機関だけでなく企業においても実験と理論を跨いだ革新的な研究展開がされており、我々の生活への恩恵も大きくなっています。
昨今のコロナ禍においてはCOVID-19に対する薬・ワクチン開発のために構造解析や分子動力学シミュレーションなどの生物物理学的手法が駆使されました。
これは間違いなく生物物理学が生命の理解の最前線にある学問であることを示しています。
今後、情報処理技術や生体分子の操作技術がさらに向上していく中で、生物物理学に関わる私たち若手研究者には自らの分野に囚われない広い視野を持って連携することが求められています。そこで、今年の夏学では以下のテーマを掲げました。
「生物物理×○○ ~生命に迫る無限のアプローチ~」
今年の夏学は下に記すように見どころが盛り沢山です!
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★ 全国から参加できる安心・安全の全面オンライン開催!
★ 生物物理を俯瞰できるセミナー構成(構造生物学、数学、計算生物学、etc...)
★ 専門分野以外のセミナーも充実(英語論文執筆、スライドデザイン、ハラスメント対策)
★ オンラインポスター発表会も開催予定!
★ 懇親会はバーチャルオフィスサービス「Gather.town」で行う予定!
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オープニングセミナー
「私の歩んだ生物物理学の道 ~いろいろな出会い~」
郷 通子 先生(長浜バイオ大学)
英語論文執筆セミナー
「伝わる英語論文執筆のための技術英語の基礎と応用」
中山 裕木子 先生(株式会社ユー・イングリッシュ)
ハラスメント対策講座
「よりよい研究環境をつくるために -自分にできるハラスメント対応を考える-」
原賀 学 先生(名古屋大学)
特別講演「生物物理×コロナ禍」
「タンパク質集合体のトランススケール設計」
上野 隆史 先生(東京工業大学)
「スーパーコンピューター「富岳」とCOVID-19」
奥野 恭史 先生(京都大学)
セミナー
① 構造生物学 「タンパク質を視る・識る・創る ーロドプシンと光遺伝学ー」
加藤 英明 先生(東京大学)
② 数学 「同期現象の数理」
千葉 逸人 先生 (東北大学)
③ 普遍生物学 「生きている状態をどのように理解するか ~理論と実験からのアプローチ~ 」
古澤 力 先生 (東京大学)
④ スライドデザイン 「研究発表のユニバーサルデザイン ―見やすく伝わりやすい発表資料の作り方―」
片山 なつ 先生(千葉大学)
⑤ 合成生物学 「物質から生命へ至る合成生物学」
市橋 伯一 先生(東京大学)
⑥ アクティブマター 「生命現象と生き物っぽい現象とアクティブマター」
西口 大貴 先生(東京大学)
⑦ 計算生物学 「生化学反応と分子の状態・形・数 ~有限を問う~」
冨樫 祐一 先生(立命館大学)
※プログラム・講演内容は予告なく変更する場合があります。
その他
★オンライン懇親会・オンラインポスター発表会
レトロRPG風デザインのオンラインビデオ通話スペースを楽しめる「Gather.town」で行います。
発表賞も用意する予定ですので、奮ってご参加ください。
※詳細は下記URLをご確認ください。
URL:
http://www.bpwakate.net/summer2021/index.html本ニュースの添付書類 (The attachment link.)