2014年12月05日 会合
日時:2015年1月19日、20日
場所:神戸大学大学院理学研究科 Z棟 Z201・Z202教室
http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko /rokkodai- dai2.html
開催趣旨:
生体分子のダイナミックな性質は、機能性発現、他分子の認識と結 合、高次集合化
などさまざまな事象に密接に関与し、生命系における機能 ポテ ンシャルを考えるう
えで重要な要素です。本シンポジウムでは、タンパク質に限 らず脂質分子、核酸、
その他モデル分子などを対象としさまざまな 事象に着目 した研究についてご講演し
ていただき、現在の動向や今後の方向性についての情 報交換や意見交換をする場に
したいと考えています。
プログラム:
1月19日(13:00~18:30)
13:00 開会(オーガナイザーによる挨拶)
<タンパク質ダイナミクスと分子認識>
13:10 - 13:40 谷中冴子(サントリー生物有機科学研究所)
「ヒト主要組織適合 複合体の動的構造解析からタンパク質の揺らぎの役割を考える」
13:40 - 14:10 黒田大祐(東京大学大学院工学系研究科)
「Interplay between conformer selection and induced-fit in protein-protein
recognition: Insight from docking simulations」
14:10 -14:40 栗崎以久男(名古屋大学大学院情報科学研究科)
「Induced-fitと conformer-selectionは分けられるのか? -RNA結合タンパク質
U1Aの構造変化か ら考える-」
休憩(14:40 -14:55)
<超分子タンパク質の動態>
14:55 - 15:25 岩本裕之(日本高輝度光科学研究センター)
「羽ばたいている昆 虫の飛翔筋分子ダイナミクスをX線で眺める」
15:25 - 15:55 成田哲博(名古屋大学大学院理学研究科)
「重合、脱重合によっ て駆動する分子モーター、アクチンフィラメントと、その電
子顕微鏡による解析」
<電子伝達反応のしくみ>
15:55 - 16:25 小堀康博(神戸大学大学院理学研究科)
「光合成タンパク質の電 荷分離初期過程:構造と軌道間相互作用の変化」
16:25 - 16:55 鍔木基成(神戸大学大学院理学研究科)
「シトクロムb561とそのホモログ・ヒト癌抑制101F6タンパク質の構造と電子伝達機構」
17:00 - 18:30 ポスター発表
18:30 - 20:30 懇親会(神戸大学LANSBOX食堂2階)
1月20日(09:00~13:00)
<生体分子に備わるダイナミクスの本質>
09:00 - 09:30 山本直樹(神戸大学大学院理学研究科)
「タンパク質熱揺らぎと 水和」
09:30 - 10:00 田中成典(神戸大学大学院システム情報学研究科)
「生体分子ダ イナミクスにおける階層性と粗視化」
10:00 - 10:30 柳澤実穂(東京農工大学工学研究院)
「細胞内環境のモデル化が 導く高分子の混み合いと閉じ込めの影響」
休憩(10:30 -10:45)
<タンパク質の異常な集合化>
10:45- 11:15 宮下尚之(理化学研究所生命システム研究センター)
「 脂質分子 とアミロイド前駆体タンパク質(APP)との相互作用とダイナミクス」
11:15 - 11:45 大橋祐美子(東京理科大学理学部)
「酵母プリオンSup35 のアミ ロイド構造決定メカニズム」
11:45 - 12:15 李映昊(大阪大学蛋白質研究所)
「Toward the establishment of thermodynamics of protein misfiling and
aggregation」
12:15 閉会
参加申込:
参加ご希望の方は、2015年1月10日までに以下の連絡先メールアドレスまで、ご連絡
いただければ幸いです。
また、1日目にポスター発表を行いますので、是非発表をご検討ください。ポスター
発表ご希望の方は、2015年1月10日までに、発表者、所属、 および タイトルを以下
の連絡先メールアドレスまでご連絡ください。
なお、懇親会は、会費として3,000円程度を徴収させていただく予定です。ご了承く
ださい。
主催(世話人):茶谷 絵理、山本 直樹、鍔木 基成、富永 圭介(神戸大学)
連絡先:
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 神戸大学大学院理学研究科化学専攻
担当:山本
TEL:078-803-6442
Email: yamamoto(at)phoenix.kobe-u.ac.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)