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ミニシンポジウム「タンパク質ダイナミクス研究の最前線」

2017年08月18日 会合

主催:KEK
共催:CROSS,J-PARC MLF

日時:2017年9月5日13:30~17:10
場所:iQBRC B101

概要:
9月5日にJueich研究センターのDieter Richter博士、東京大学薬学部の嶋田一夫教授を特別講演者として迎え、「タンパク質ダイナミクス研究の最前線」と題したミニシンポジウムを以下の要領で開催します。奮ってご参加下さい。

Richter博士には、中性子スピンエコーの他、中性子を用いたタンパク質ダイナミクスの研究の最前線を講演いただくことになります。一方、タンパク質ダイナミクスの有力な研究手段にNMRがあります。東京大学薬学部の嶋田一夫教授は、NMRによるタンパク質研究の世界的権威であり、ダイナミクス測定のための様々な手法の開発を行い、現在では構造解析なしにダイナミクス情報から新規化合物の薬効を評価するという画期的な研究を行っておられます。そこで、日本側招待講演者として嶋田一夫教授をお招きすることにしました。さらに、MLFを用いてタンパク質ダイナミクス研究を行っている東海地区の研究者およびユーザー5名に講演していただくことでシンポジウムを構成します。

プログラム:
13:30 挨拶   金谷MLFディヴィジョン長

<特別講演1> 座長:金谷 or 瀬戸
13:45-14:30 Large scale protein motion: From functional dynamics to intrinsically disordered proteins   Dieter Richter

<特別講演2> 座長:片岡幹雄(CROSS)
14:30-15:15 Functional dynamics of proteins by NMR   嶋田一夫
15:15-15:30 休 憩
(座長:玉田太郎)
15:30-15:50 Detection of multiscale protein dynamics by quasielastic neutron scattering   藤原 悟(QST)
15:50-16:10 Neutron Resonance Spin Echo Spectrometers "VIN-ROSE" at J-PARC MLF   遠藤 仁(J-PARC)
(座長:藤原悟)
16:10-16:30 Protein dynamics in viscosity solvent by neutron backscattering spectrometer   中川 洋(JAEA)
16:30-16:50 Neutron Protein Crystallography at J-PARC/MLF   玉田太郎(QST)
16:50-17:10 Mechanism of coupled folding and binding   片岡幹雄(CROSS)
17:10 閉会挨拶   瀬戸秀紀(J-PARC)

世話人 片岡幹雄(CROSS)



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