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千里ライフサイエンスセミナーT2 『感覚器研究・マルチセンシングシステム研究の最前線』

2022年05月12日 会合

日時:2022年7月28日(木)10:30~16:20(WEB配信併用)

場所:千里ライフサイエンスセンタービル 5F 山村雄一記念ライフホール

     (大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行 千里中央駅 北口すぐ)

コーディネーター : 

西田 幸二   大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学(眼科学) 教授

日比野 浩 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学講座 統合薬理学 教授

開催趣旨:
 生体内外の情報を受容する各種感覚器と全身の臓器に備わっている生体感覚システム、および、末梢神経ネットワーク、中枢神経(脳)は、解剖学的および機能的に連関しており、システムとして協調的に作用することで、生体の機能維持に重要な役割を果たしています。一方、加齢をはじめとする内的・外的ストレス等によるこの「マルチセンシングシステム」の機能低下や障害は、各々の機能障害(例えば視覚障害や聴覚障害など)に加えて、「システム」の障害として、生活習慣病や認知症などの発症・進展に関係していることが明らかになってきました。本セミナーでは、感覚器ならびにマルチセンシングシステムについての研究の最前線について、最新の知見を紹介する。

プログラム(演題および演者) :
10:30-10:35 挨拶 

千里ライフサイエンス振興財団理事長

10:35-10:50 はじめに 
西田 幸二  大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学(眼科学) 教授

10:50-11:30
「温度感受性TRPチャネルの構造と機能 -2021年ノーベル生理学医学賞によせて-」
富永 真琴  生理学研究所 細胞生理研究部門 教授

11:30-12:10
「チャネルシナプス:生体内外の化学感覚を担う上皮性シナプス」
樽野 陽幸  京都府立医科大学大学院医学研究科 細胞生理学 教授

13:20-14:00
「個体間コミュニケーションに関わる匂い・フェロモン」
東原 和成   東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻生物化学研究室 教授

14:00-14:40
「微小な音を受容する内耳蝸牛の仕組みと病態生理」
日比野 浩 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学講座 統合薬理学 教授

14:50-15:30
「多種感覚統合による「世界観」の形成」
入來 篤史  理化学研究所 生命機能科学センター象徴概念発達研究チーム チームリーダー

15:30-16:10
「眼オルガノイドを用いた発生・再生研究」
西田 幸二  大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学(眼科学) 教授

16:10-16:20 おわりに
日比野 浩 大阪大学大学院医学系研究科 薬理学講座 統合薬理学 教授

参加費:無料

定員:120名(WEB配信500名)要事前申込

申込方法:参加希望者は、当財団のホームベージの「参加申込・受付フォーム」
から

7月26日までにお申込み下さい。https://www.senri-life.or.jp  

定員になり次第締め切ります。

主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団



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