2014年07月11日 会合
主催:日本物理学会
日時:2014年8月6日(水)、7日(木)
場所:東京大学駒場キャンパス 数理科学研究科棟 大講義室
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/access/
参加費:無料
定員:200名。先着順とし、定員に達し次第、締め切ります。
対象:大学生、教員の方、一般の方々
申込方法:
電子メールに次の件名・情報をご記入いただき、以下連絡先のアドレス宛にご送信
ください。
【件名】2014科学セミナー参加申込
【ご記入情報】
1) 氏名(ふりがなも) 2) 年齢 3) 所属(勤務先・学校名・学年)
4) 連絡先電話番号 5) 連絡先メールアドレス
6) 日本物理学会会員かどうか 7) 本セミナーを何で知ったか。
※なお、参加申込をされた方には、受付番号を記載した返信メールをお送りします。
ただし、本返信メールは自動送信ではありませんので、送信には数日(土日を除く)
を要しますので、ご了承ください。
概要:
「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかた
は、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」というのは、方丈記冒頭
の有名な文句ですが、全てこの世のものは移ろっていきます。もちろん、外部環境が
一定に保たれるような場合には、系のマクロな性質が時間的に変化しないような安定
状態が実現される場合もあり、これが「平衡状態」です。これに対し、「非平衡状態」
では、系のマクロな性質は時々刻々変化していきます。平衡状態を扱う物理学の枠組
み・手法はよく整備されており、また、かなりの程度一般的な議論が可能ですが、非
平衡状態については、枠組み・手法についても比較的未整備な状態ですし、現象自体
の理解についても、まだまだこれからという段階です。非平衡現象はこの世界のあら
ゆる場所に遍在しており、かつその重要性は、伝統的に物理学が対象としてきた分野
にとどまることなく、多種多様な分野にわたります。それは、凝縮系における物性現
象、地震などの自然現象から生命現象、交通流・経済などの社会現象にまで及ぶ広汎
なものです。近年、非平衡現象の科学は、測定・観測技術の進歩、基礎理論の進展、
学際的な研究の機運の高まりなどの要因により、新たな発展期を迎えています。本科
学セミナーでは、自然界における多彩な非平衡現象の魅力と最近の研究の進展を、各
分野を代表する講師陣によってお伝えします。
連絡先:
一般社団法人 日本物理学会事務局 科学セミナー担当
〒113-0034 東京都文京区湯島2-31-22
TEL:03-3816-6201 FAX:03-3816-6208
Email: seminar(at)jps.or.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの(at)を@に置き換えてください。 (Please use at sign instead of (at).)
URL: http://www.jps.or.jp/public/seminar/scisemi2014.html
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