男女共同参画・若手支援活動

日本生物物理学会における男女共同参画の活動

日本生物物理学会の会員は日本中の大学・研究所で活躍をしています。研究の情報交換や研究者の交流は年会のみならず、各地区で開催される研究会などによって、活発に行われています。

日本生物物理学会では、性別によって研究活動に差別が生じるようなことがない研究の舞台構築を目指して、様々な活動を展開しています。年会会場にはいち早く託児所を設営いたしました。また年会ではランチョンセミナーを開催し、問題点の討議を継続的に行っています。

2003年、2005年、2013年度には男女共同参画学協会連絡会による男女共同参画に関するアンケート調査に協力しています。2013年度の第3回大規模アンケートでは98の学協会が協力し、16314件もの回答を得ました。生物物理学会からも、863名(会員の24.7%)の方々がご回答下さいました。ご協力に感謝申し上げます。この回答結果を元に科学技術政策をとりまく現状を分析し、報告書を作成いたしました。これらの報告書は男女共同参画学協会連絡会のウェブサイトで公表されています。大規模アンケート解析結果を踏まえ、定期的に文部科学省に提言しています。

男女共同参画に関する日本生物物理学会からの提言は以下の2つの文書に記されています。
アンケート調査報告(平成17年3月31日)
生物物理学会提言:科学技術研究者に適した男女共同参画制度の整備について(平成17年3月31日)

日本生物物理学会における若手支援活動

生物物理学の分野でがんばっていこうと考えておられる、若手研究者にとって、研究活動を継続していけるポジションを得ることが昔に比べると、難しくなっています。また若手の女性研究者にとっては、大きなライフイベントとポジションの獲得の時期が重なってしまいがちになり、理解者が得られないときには、多くの困難にぶつかることになってしまいます。

日本生物物理学会では、若手研究者を支援することと、上記状況を広く学会員に知ってもらうこととを目的として、男女共同参画・若手支援委員会を設置し、さまざまな活動を行っています。そのひとつして、生物物理学会では若手奨励賞を設け、若手研究者の研究活動を奨励しています。また、年会開催時には、上記問題の検討会をランチョンセミナーとして開催しています。

活動記録

2004年以降の活動記録はこちら


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