2021年08月27日 会合
主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団
日時:2021年11月2日(火)10:30~16:20
開催形式:WEB開催
コーディネーター:
松浦 善治 大阪大学感染症総合教育研究拠点
大阪大学微生物病研究所 拠点長/特任教授
渡辺 登喜子 大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授
開催趣旨:
医学の発展により、人類はこれまでに様々な感染症を克服してきた。しかし、ここ数十年の間に、エボラ出血熱、エイズ、重症急性呼吸器症候群(SARS)、中東呼吸器症候群(MERS)といった新興感染症が人間社会に出現しており、世界的に大きな問題を引き起こしている。現在パンデミックを起こしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、未だ流行の勢いは衰えず、世界保健機関の報告によると、2021年8月10日現在、COVID-19の感染者数は2億人を超え、死亡者数は430万人にも上っている。本セミナーでは、感染症制圧を目指して日々奮闘している研究者が、COVID-19などの新興・再興ウイルス感染症の疫学研究、病態・病原性解析、およびワクチン開発研究について、最新の知見を紹介する。
プログラム(演題および演者) :
10:30-10:35 挨拶
岸本 忠三 千里ライフサイエンス振興財団理事長
10:35-10:50 はじめに
松浦 善治 大阪大学感染症総合教育研究拠点 大阪大学微生物病研究所 拠点長/特任教授
10:50-11:40 「エボラ出血熱の制圧に向けて:ワクチン開発研究とシオラレオネにおける取り組み」
渡辺 登喜子 大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授
11:40-12:30 「感染症の征圧を目指して」
河岡 義裕 国立国際医療研究センター 国際ウイルス感染症研究センター長
東京大学医科学研究所 ウイルス感染部門 特任教授
-昼食-
13:40-14:30 「SARSとMERSがもたらしたウイルス学的な問題と対策」
神谷 亘 群馬大学大学院医学系研究科 生体防御学講座 教授
14:30-15:20 「COVID-19の疫学的特徴と対応の課題」
押谷 仁 東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野 教授
15:20-16:10 「ワクチン開発研究の新展開;mRNAワクチンと核酸アジュバントの次へ」
石井 健 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 教授
16:10-16:20 おわりに
渡辺 登喜子 大阪大学微生物病研究所 感染機構研究部門分子ウイルス分野 教授
参加費:無料
定員:500名(要事前申込)
申込方法:参加希望者は、当財団のホームベージの「参加申込・受付フォーム」から10月29日までにお申込み下さい。
http://www.senri-life.or.jp
URL: http://www.senri-life.or.jp/seminar/seminar-1-20211102a.html