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日本化学会 コロイドおよび界面化学部会 コロイド先端技術講座2022

2023年01月20日 会合

講座名称:コロイド先端技術講座2022

テーマ:ソフトマターの「液液」相分離

主催:日本化学会 コロイドおよび界面化学部会

協賛:日本生物物理学会ほか

日時:2023年3月16日(木)9:35-17:30

会場:日本大学理工学部駿河台校舎タワー・スコラ(東京都千代田区駿河台3丁目)
*ただしコロナ感染状況によってはオンライン開催に変更する可能性があります

開催概要:近年、「液液相分離」という言葉が様々なソフトマター分野で使われている。細胞内における生体分子の相分離もあれば、タンパク質の産業利用における相分離、医薬品製剤が溶解過程で形成する相分離なども「液液相分離」と称され、多様な観察手法によりその構造や機能が観察されている。これら、様々な分野における液液相分離現象を俯瞰的に眺め、分野間の類似性と相違性などを議論することで、今後の各研究の発展を促したい。シンポジウムの最後には総合討論を行う。

プログラム
9:35-9:40 趣旨説明 川上亘作(物質・材料研究機構 機能性材料研究拠点)

9:40-10:40 【基調講演】粘弾性相分離現象と生体内相分離
田中 肇 先生(東京大学 先端科学技術研究センター)

10:45-11:45 【基調講演】タンパク質凝集の制御法と産業応用
白木賢太郎 先生(筑波大学 数理物質系)

12:45-13:35 分子夾雑環境の一つとしての液液相分離:ラマン顕微鏡によるラベルフリー濃度測定
中林孝和 先生(東北大学大学院薬学研究科)

13:35-14:25 鎖長多分散な高分子混合溶液がしめす細胞サイズ依存的な相分離
柳澤実穂 先生(東京大学大学院総合文化研究科)

14:35-15:25 核酸の非標準構造が誘起する液液相分離の配列選択的制御方法の構築
三好大輔 先生(甲南大学フロンティアサイエンス学部)

15:25-16:15 過飽和製剤開発における薬物液液相分離現象の定量的理解の重要性
植田圭祐 先生(千葉大学大学院薬学研究院)

16:25-17:30 【総合討論】なぜ「相」は選ばれているのか? ~モデル実験の意味について~
湊元幹太 先生(三重大学大学院工学研究科)の導入講演に続けて総合討論

参加費:部会員10,000円 日化・協賛学会員15,000円 非会員20,000円 学生(部会員)3,000円 学生(非会員)5,000円
※参加費は全て税込価格となります。
※ご勤務先が法人部会員の場合は部会員、日本化学会法人会員の場合は日本化学会員、協賛学会法人会員の場合は協賛学会員扱いとなります。

参加申込
以下よりお申し込みください。
https://colloid.csj.jp/form/view.php?id=24051
申込は当日まで受け付けますが、対面の申込受付はしませんので、当日でも本サイトからお申し込みください。当日の円滑な運営のために、可能な限り3/14(火)までのお申し込みにご協力よろしくお願いします。

お問合せ
日本化学会 コロイドおよび界面化学部会
E-mail: jigyoukikaku_02(at-mark)colloid.csj.jp
※「(at-mark)」は半角の「@」へ変更してください。

URL:https://colloid.csj.jp/202301/2022hitech/



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