2023年02月27日 会合
日本電子製ハイエンドクライオ電子顕微鏡CRYO ARMを中心にクライオ電子顕微鏡の原理から利用方法まで幅広い内容の講義をシリーズでお届けします。
第3回は、日本電子株式会社常務執行役員大藏善博氏にCRYO ARM誕生の秘話とその開発に成功した日本電子株式会社の生い立ちをお話頂きます。
筑波大学に設置してあるCRYO ARM300IIでも新規 膜タンパク質で2.2オングストローム分解能を出すデータを提供できました。このような装置がどのようにして我が国で生まれたのか、お気軽にお聞き頂けます。
日時 3月13日(月) 17:00~18:00
講師 大藏 善博 氏(日本電子株式会社)
開催形式 オンラインのみ
事前登録制 締切 3月7日(月曜日17:45)
登録サイト https://forms.gle/wV3diZD6KziE4arc6
要旨
令和4年度よりAMED BINDSのサイトに日本電子製のクライオ電顕「CRYOARM」が
設置されました。電顕を使う研究者にとって、日本電子は電顕メーカーとして知られていましたが、CRYOARMのようなクライオ電顕が、これほど多くの台数供給されたことに驚いた人が少なくなかったようです。しかも、これからクライオ電顕で構造解析を始めようとする研究者にとっては、日本電子の名前も知らない人が少なくないと聞いております。
そこで、今回の講義では、今までと少し趣向を変え、終戦直後から始まるJEOLの生い立ちと、CRYOARM誕生に至るまでの電顕開発の歴史を、一開発者の立場からご紹介致します。
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