2023年10月31日 公募
このたび、九州大学生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野 (教授 落合 博)では、学術研究員(ポスドク)または特任助教1名を募集いたします。
募集の背景、プロジェクトの説明:
我々のグループは、JST CRESTの「バイオDX」領域において「マルチモーダル時空間統合オミクス解析による哺乳類細胞運命制御基盤の理解」という課題で採択されました。このため、本募集を通じて該当の研究を推進していただける人材を求めています。
本研究の概要:哺乳類の発生過程は多くの確率的要素や未知の因子に影響を受けるため、細胞運命の制御機構の詳細な理解は難しいとされています。我々は、マウスの初期発生過程やオルガノイドを中心に、細胞間の遺伝子発現の多様性やエピゲノム要素、さらには細胞間の相互作用を、データを基にしてマルチモーダルに、そして時空間的に解析し、細胞運命制御機構の詳細を明らかにします。
当グループでは、マウスの初期発生段階での空間オミクスや単一細胞オミクス解析技術、初期胚オルガノイドにおける細胞分化過程での遺伝子発現動態を実際の細胞イメージングを通じて明らかにし、細胞運命の制御機構の解明を目指しています。
https://www.bioreg.kyushu-u.ac.jp/labo/ged/
仕事内容・職務内容:
当グループでは、マウスの初期発生段階での空間オミクスや単一細胞オミクス解析技術、初期胚オルガノイドにおける細胞分化過程での遺伝子発現動態を実際の細胞イメージングを通じて明らかにし、細胞運命の制御機構の解明を目指しています。
特に、マウス胚の取り扱いに熟練している方、分子生物学に詳しい方、また画像解析やビッグデータ解析のスキルを持つ方を歓迎いたします。
【配属部署】 生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野 (2023年3月に立ち上がった研究室です。)
応募資格:
・博士の学位を有する者(専門分野は問いません)
・業務における経験:マウス胚の操作に熟達している方、分子生物学に精通している方、また画像解析やビッグデータ解析の能力をお持ちの方を歓迎します。これらの経験をすべて持っている必要はございません。さらに、これらの技術やスキルを持っていない方でも、新しい技術の習得に対する意欲がある方は大歓迎です。
・プロジェクト研究において他の研究者、スタッフと協調して取り組めること
任期: 助教・研究員・ポスドク相当: 任期有り(テニュアトラック以外)・1年ごとに更新(年度末)・試用期間無し
応募締切: 2024年1月15日(月)必着
採用日:2024年4月1日(月)(着任日は相談に応じます)
応募書類:
(1)履歴書:電子応募、郵送/ 連絡先(e-mail等&電話番号)明記、写真貼付
(2)業績リスト:電子応募、郵送/ 原著論文(主要論文3編に丸印を付記)、国内外学会発表
(3)これまでの研究概要(A4・1~2枚程度)
(4)自己アピール、採用後の研究の抱負(A4・1~2枚程度)
(5)推薦書(様式事由)
(6)本人ついて問い合わせできる方1名の氏名と連絡先
応募書類の提出方法(郵送書類):
〒812-0054 福岡県 福岡市東区馬出3丁目1-1 九州大学 生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野
落合 博
注意事項 : 上記応募書類をまとめて、e-mail送付もしくは、郵送して下さい。
郵送の際には、封筒の表面に「ポスドク・特任助教応募」と明記してください。
問い合わせ先:
九州大学 生体防御医学研究所 遺伝子発現動態学分野
落合 博 Tel: (092) 642-6882/ e-mail: ochiai(at)bioreg.kyushu-u.ac.jp
*(at)を@にご変更の上、ご活用ください。
必要であれば事前に面談することも可能です。ご興味があれば、お気軽に御連絡ください。
詳細情報については、以下のWebサイトをご覧ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D123101554