2023年11月13日 会合
この度、クリムゾンインタラクティブが運営する研究支援エナゴでは
「ジャーナル編集長が語る論文出版の舞台裏」と題して、論文執筆、査読、出版倫理に関するライブセッションを開催いたします。
(協賛:一般社団法人学術英語学会(J-SER))
セッションでは、効果的な学術コミュニケーションについての豊富な知識と経験をお持ちの登壇者3名に、
・論文がスムーズに受理されるよう、原稿の明瞭さとインパクトを高める方法
・論文の採否(アクセプト/リジェクト)は、誰がどのように最終決定するのか
・若手研究者へのアドバイス - 世界に認められるインパクトのある論文を作成するためのキャリア戦略
など、論文出版に関わる様々な課題を乗り越え、出版の道筋を簡素化する方法についての貴重なお話を伺います。
セッションでは、Zoomのチャット機能を通じて、パネリストにご質問もいただけます。
参加ご希望の方は、下記イベント特設ページ下部に設置された「無料参加登録フォーム」からご登録ください。
■イベント特設ページ:
https://www.enago.jp/our-events/ask-the-editors-in-chief-2023
■開催日時:
2023年12月6日(水)20時開始
■言語:
日本語
■参加費:
無料
■主な対象者:
・論文執筆や投稿を控える若手研究者の方
・残念ながら論文がリジェクトされた経験をお持ちで、次回論文の執筆・投稿に万全の態勢で臨みたい研究者の皆様
■パネリスト:
♦Dr Kenji Uchino
ペンシルベニア州立大学工学部 教授。『Actuators』編集長。圧電アクチュエータの世界的権威として知られ、ペンシルベニア州立大学のInternational Center for Actuators and Transducersおよび Materials Research Instituteのディレクター、Electrical Engineering(EE=電気工学)およびMaterials Science and Engineering (MATSE=材料工学)の教授を務める。2010年から2014年まで、米国海軍調査研究所(The US Office of Naval Research)の東京事務所でアソシエイト・ディレクター(グローバル技術認識担当)を務めた。2004年から2010年には、ペンシルベニア州ステートカレッジ内の、マイクロメカトロニクス社の創業者、上級副社長、CTOを務めた。査読付きジャーナルに掲載された論文は500以上に上る。
♦片野田 耕太 博士
国立がん研究センター がん対策研究所 データサイエンス研究部長。『Journal of Epidemiology』編集長。国立健康・栄養研究所研究員として国民健康・栄養調査の分析などに従事。2005年より独立行政法人国立がん研究センター(旧 国立がんセンター)研究員、2011年より同がん統計解析室長、2017年よりがん統計・総合解析研究部長などを経て、2021年に発足したがん対策研究所のデータサイエンス研究部長に就任。2022年からは一般社団法人日本疫学会の英文機関誌『Journal of Epidemiology』の編集長を務めている。著書に『本当のたばこの話をしよう 毒なのか薬なのか』(日本評論社)がある。
♦佐藤 洋一 博士
東洋大学経営学部 会計ファイナンス学科 教授、東京大学教養学部非常勤講師。一般社団法人 学術英語学会 代表理事。一般社団法人学術英語学会の代表理事も務める。グローバル人材育成に必要な日本企業のビジネス英語研修カリキュラム開発を専門とし、日本国内のグローバル企業で英語学習コンサルティングを行う。著書には『英会話 瞬速応答トレーニング オフィス会話編(スキマ時間でスマ勉!)』(コスモピア)、『第二言語習得論に基づく、もっとも効率的な英語学習法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『リアルな現場でそのまま使える失礼にならない「ビジネス英語」言い換え辞典』(日本実業出版社)などがある。
■モデレーター:
♦勝間田 マハディ
(株)クリムゾンインタラクティブ・ジャパン(研究支援エナゴ)日本法人ゼネラルマネージャー。大学や企業の戦略立案、実行、管理におけるマネジメントに従事し、教育機関の研究、教育、人材能力の向上に情熱を注ぐ。前職の筑波大学国際室(現国際局)ではUIA(国際アドミニストレーター)として、グローバルマーケティング、留学生募集、国際戦略全般を担当。そのリーダーシップの下、筑波大学は Times Higher Education Awards Asia 2022の「Student Recruitment Campaign of the Year(優れた学生募集活動賞)」部門で日本で唯一のファイナリストに選出される。学生のアウトバウンドモビリティ強化に関する共同研究も実施し、その成果はNAFSA2023で発表され、「Model Practices in Education Abroad(海外教育における模範的実践)」のベストポスター賞を受賞した。