2024年08月22日 会合
日時:2024年11月6日(水)13:00~16:45(WEB配信併用)
セミナー終了後、講師と会場参加者との交流会(名刺交換会)実施
会場:千里ライフサイエンスセンタービル5階 山村雄一記念ライフホール
(大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行、大阪モノレール 千里中央駅下車)
コーディネーター・座長:
山脇 成人 広島大学脳・こころ・感性科学研究センター 特任教授
明和 政子 京都大学大学院教育学研究科 教授
開催趣旨:
感覚は、外受容感覚(五感)、内受容感覚(身体内部の感覚)、固有感覚(位置覚や運動覚)で構成される。感情や感性はこれら感覚の脳内処理によって創発されると考えられるが、そのメカニズムは未だ不明である。ヒトは予測しながら活動している。予測誤差を最小化するように神経活動を更新して学習する予測符号化と、周囲の環境を予測しやすい状態に変化させ自分の好みの入力を得るために行動する能動的推論が感情や感性の創発理論モデルとして注目されている。本シンポジウムでは、運動(固有感覚)・音楽(外受容感覚)と感情、内受容感覚からみた感性・実在感、最後に感覚の発達からみた社会脳について最新知見を発表してもらい、感覚から見た感情・感性の発達とその制御について議論したい。
プログラム:
13:00-13:05 挨拶
千里ライフサイエンス振興財団 理事長 審良 静男
13:05-13:15 はじめに
広島大学脳・こころ・感性科学研究センター 特任教授 山脇 成人
13:15-13:45「トップアスリートの実戦における身体・脳のダイナミクス」
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 フェロー 柏野 牧夫
13:45-14:15「音楽による感情と身体性認知基盤の理解」
東京大学次世代知能科学研究センター 准教授 大黒 達也
14:15-14:45「内受容・外受容感覚の相互作用に基づく感性のシステム的理解」
広島大学脳・こころ・感性科学研究センター 准教授 笹岡 貴史
14:55-15:25「身体性からみる実在感と幻覚体験」
北海道大学 人間知・脳・AI研究教育センター 准教授 鈴木 啓介
15:25-15:55「社会脳はどのように生まれるのか?~脳と身体の連関から~」
京都大学大学院教育学研究科 教授 明和 政子
16:05-16:35 総合討論
『心身のヘルスケアイノベーションに向けた感情・感性研究』
16:35-16:45 おわりに
京都大学大学院教育学研究科 教授 明和 政子
参加費:無料
定員:会場100名、WEB配信500名(要事前申込・定員になり次第締め切
り)
申込方法:当財団のホームページの「参加申込」から10月31日(木)までに
お申込みください。https://www.senri-life.or.jp/event/2313/
1) オンサイト会場にお申込みの方:
開催日前に参加案内をE-mailでお送りします。
2) WEB配信での参加お申込みの方:
開催日前に参加方法をE-mailでお知らせします。
主催:公益財団法人 千里ライフサイエンス振興財団