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「グリッドコンピューティング時代の生命情報学」

2003年01月06日 会合

「グリッドコンピューティング時代の生命情報学」

日時:2003年2月21日(金)13:00~17:40
場所:日本原子力研究所上野本部会議場

 コンピュータ技術の躍進はめざましく、テラフロップ計算が夢ではない
時代が到来 しています。この技術の発展と呼応して、生命情報の蓄積も厖大な量になっ
てきました。2002年末にはマウスの全ゲノム配列が決定され、ヒトを含む高等
真核生物における分子機構を、分子シミュレーションにより理解すること、あるいは
大量ゲノムデータの比較分類により理解することが、原理的には可能となってきまし
た。しかし、大量のデータを大きなコンピュータを利用して解析しながら情報分子
生物学を押し進めていくには、コンピュータを最大限に活用する技術が必要です。そ
こで本ワークショップでは、生物学の各方面の研究を最新のコンピュータ技術を駆使
しならが押し進めておられる研究者に集まっていただき、この分野の現状と未来を語っ
て頂きます。

プログラム
13:00 始めに 郷 信広(原研CCSE)

第1部
 グリッドコンピューティング時代の新しい生体高分子シミュレーション
13:10 池口満徳 (横浜市立大学大学院総合理学研究科)
        「並列シミュレーション」(仮)
13:50 北尾彰朗 (原研CCSE)
    「大型シミュレーション」(仮)
14:30 中馬 寛 (徳島大学薬学部)
        「バイオグリッド(シミュレーション)」(仮)

15:10 休憩

第2部
 グリッドコンピューティング時代のバイオインフォマティクス
15:30 皿井明倫 (理化学研究所)
       「バイオデータベースの構築と利用」(仮)
16:10 由良 敬、郷 信広 (原研CCSE)
   「タンパク質情報の高度解析システム」(仮)
16:50 伊藤 暢聡 (阪大蛋白研、JST)
   「PDB-J」(仮)
17:30 終わりに
      郷 信広 (原研CCSE)



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